PCG-505EXをクロックアップしてみる。


バイトの関係で買ってきたバイオノート(PCG-505EX)。
買った初日にスピーカーの振動が激しいのでさっそく解体、補修をしました。
その時に見つけた怪しげなポイント…。
クロックアップ出来そうな予感がしてたけど、その時には買ったばっかしの
マシン壊すのが恐くてそのままにしておきました。
そして今日…。あまりに暇だったのでちょっといぢってみました。
そしたらなんとクロックアップできてるじゃないですか!(ぉぃ。
その方法を報告します。

注意 このページの情報を基にあなたのバイオを改造するとメーカー保証
が受けられないだけでなく、最悪の場合バイオが壊れてしまいます。
もし、この改造を行ってバイオやデータ等が壊れても作者(しばっち)は一切
責任を負いませんので悪しからず。
腕に自信の無い方は止めておいたほうが無難です。


改造に必要なもの
  1. プラスドライバー
    本体を解体するのに必要です。
  2. はんだごて&はんだ
    チップジャンパーを移動するために必要です。
    先が細いものがよいです。
  3. ピンセット
    チップ部品は非常に小さいのであると便利でしょう。
    無いと作業できないという説も…
  4. 壊れてもよいという度胸と壊れたときの修理代
    度胸は必要です。壊す気が無ければ修理代は必要無いでしょう(笑)

改造手順

まず、バイオをバラします。具体的な手順はほかのサイトにたくさんあるので
ここでは省略します。
メイン基盤をみるとCPUのヒートシンクがあります。右上のネジの付近に改
造ポイントがあります。
改造ポイント
改造ポイントのアップ
ここにある緑色のチップ部品(JC4。おそらくジャンパ)を上のR31のランド
に移動します。
改造後のアップ
はんだ付けの後が美しくないのは試行錯誤の残留物ということで…(^^;;

後は、元どおりに組み立てて電源を入れます。SONYのロゴが出たらすかさ
ずF2を押します。BIOS側で266MHzになっていると確認できれば改
造は成功です。
BIOS画面
ちょっと見にくいですけど、266MHzになっているのがわかると思います。


ベンチマーク

ああ、私としたことが…改造前のベンチマーク取るの忘れてた(^^;
Brown Sugarさんのご協力により、ノーマルのベンチマークのデータ
が手に入ったので比較してみましょう。

ノーマルのPCG-505EXベンチマーク
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.610  ★ ★ ★ 
使用機種   
Processor  Pentium(MMX) 233.8MHz [GenuineIntel family 5 model 8 step 1] 
解像度     800x600 65536色(16Bit)  
Display    NeoMagic MagicGraph 128ZV+
Memory     64,616Kbyte
OS         Windows 98 4.10 (Build: 1998)  
Date       1999/ 1/31  16:21

HDC = Intel 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
HDC = 標準バス マスタ IDE ハード ディスク コントローラ
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)

A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    
C = GENERIC IDE  DISK TYPE40    

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
 5859 13541 14374  6292  1183  2560    74   4  4452  4398 13178  C:10MB
改造後のPCG-505EXのベンチマーク
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.610  ★ ★ ★ 
使用機種   
Processor  Pentium(MMX) 267.2MHz [GenuineIntel family 5 model 8 step 1] 
解像度     800x600 65536色(16Bit)  
Display    NeoMagic MagicGraph 128ZV+
Memory     64,616Kbyte
OS         Windows 95 4.0 (Build: 1111)  B
Date       1999/ 3/26  23:33

HDC = Intel 82371AB PCI Bus Master IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)

A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    
C = GENERIC IDE  DISK TYPE40    

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
 6622 15852 16544  6516  1340  4560    75   4  4051  4043 15642  C:10MB
とりあえず速くなっているようなのでよしとしましょう。
改造後、3,4時間連続でMP3の再生やこのページ書きしてますが、熱暴
走とかはなさそうです。放熱も改造前と変わらない様です。


改造後記

怪しいポイントをいじってる時に起動しなくなったときにはちょっとびっく
りした。ほかにこの機種の改造を見かけないところをみると1番乗りなのか
な?そうだったらかなりうれしいな☆

それにしても、この間までマック使いだったのに…(笑)

戻る