ULTRA5で遊んじゃおう


ことの始まり ハードディスクを交換&増設 Solari9を入れる RAIDしちゃおう(スライス切り編)

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事の始まり

今をさかのぼることン年前(ってほど前じゃないけど…)、大学でマシン一掃リプレイスがあって、
SS5からULTRA5(もちろん、富○通の互換機)に変わったのがきっかけ。管理者もどきをやってたので
2台ほど面倒をみさせてもらいました。卒業してからはSS5だけでなんとか遊んでこれたけど、今回
ADSL導入ってことで、サーバ機として某オークションでGetしました。スペックは…ULTRA Sparc IIi
270MHz、128MBメモリ、4.3GBHDD…初期型にちょこっと毛が生えた程度(ぉ。でも、SS5よりは断然速
い!てーなわけで、これからいじって行こうと思う…でも、サーバなんだよね(汗

ハードディスクを交換&増設

とりあえず、HDDが4.3GBという今となっては*とても*小さなものなので大容量(笑)80GBディスクに
交換しちゃいます。80Gともなればバックアップ取るのも面倒なので(こら)RAID1を組もうってなわけ
でもう1台入れちゃいます♪

まず、1台目。標準装備はCDROMドライブの下側にある(みりゃー分かる)。CDROMドライブはずさなく
ても作業はできるけど、やりにくいのではずしたほうが楽。CDROMドライブをはずすには、両サイド
のネジをはずさないといけないのだが、右側は簡単だけど、左が大変。FDDがマウントされている板金
パーツの上3本ネジを緩める(はずさなくてもOK)とスライドさせて取れるからとっぱらう。ケーブル
も邪魔なのではずしてしまおう。そうすると左側のネジをはずすことができるけど、非常に狭いとこ
ろなので気をつけて作業をしないといけない。だって、CPUとかメモリとか近くにあるんで、ネジ落と
したのに気が付かずに電源入れるとお亡くなりになってしまいます。
CDとFDをはずすとHDDに簡単にアクセスできるようになる。PCと同じ感覚で交換しちゃいましょう。HDD
の設定はマスターorケーブルセレクトにしておこう。今回はケーブルの都合でこっちにIDE1のバスがく
るのでスレーブ設定にしておく。CDROMをIDE1のマスターにしておかないとCD起動ができなくなっちゃう
のねん。あとは元に戻して終了。

で、2台目。FDDの上になにやら"ちょうどよさげな"場所があるのでそこにする。フロント側にあるシー
ルド版をはずしてここに乗せる。これもPC感覚でOK(ぉ。今回はこいつをIDE0のマスターに設定するので
ジャンパ設定はよしなに…。あとは配線して戻すだけ。
電源を入れて、ほっておけばブートでこけてOKプロンプトが出るので…

ok>probe-ide

してみてきちっと認識されていればとりあえず成功。80GBなんてディスク正しく認識するんかいな?と
思っていたがあっさり認識してくれました。ただ、80GBなのに76GB程度しかない…4GBって誤差なのかな(汗
Solaris9を入れる

「コンピュータ、ソフトが無ければただの箱」といわれて久しいが、まったくそのとおりなのでOSを入
れる。以前はSunのOSしかなかったが、今はLinuxとかNetBSDとかが動くらしいが、やっぱSunにはSunの
OSを!てなわけで、Solaris9/Sparcを入れる。Solaris9はSparc版のみフリーでダウンロードできるので
Getしておこう。x86版はいくらか掛かるので懐の温かい人は一緒にダウンロードしてくれ(ォ
電源いれてCD放り込んでRomに落として…

ok> boot cdrom

これだけ。あとは質問に答えていけばOSのインストールはおしまい。

RAIDにしちゃおう(スライス切り編)

最初からRAIDする気ならOSインストール時にもう1本のディスクのスライスも切っておこう。今回はミラー
リングなので

ミラーするスライス容量≧ミラーされるスライス容量

となっていないといけない。しかも、OSいれてからあとでやろうとして間違うと、容量を間違ったり、
ミラーされる側のディスク消してしまったりと非常に悲しいことになりかねないのでできることならイ
ンストールの段階でスライスを切っておいたほうが安全。どうしても運用途中で作業することになった
ら細心の注意を払って作業するのはいうまでもないけどね…。ミラーリングやってる時間がない場合で
もとりあえずスライス切っておけば、コマンド発行して再起動すればあとは勝手にやってくれるので楽
チン。なにより、2本のディスク見比べて容量の確認ができるのであとで容量が足りないというようなミ
スを防ぐことができるのが第一の利点。

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